50回目のファースト・キスという映画をご存じでしょうか?2004年の映画で全米で初登場1位を獲得しました。
原題は『50 First Dates』なので、50回目の初デートということになるのでしょうが、日本人的にファースト・キスの方がインパクトが強いんでしょうね。
非常に面白い映画だったんですが、観終わった後にデジャヴに襲われました。「あれ?この映画なんか観たことある」と。
しかし、確かに映画『50回目のファースト・キス』に関しては初見。昔、映画館で観たとか、遠い遠い昔にDVDで観たとかそういう事ではないのです。
一体どういう事なのかと記憶を頼りに検索してみたのですが…。
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映画『50回目のファースト・キス』 – ストーリー
公開日:2004年02月13日
ジャンル:コメディ映画, ヒューマンドラマ映画, 恋愛映画
監督:ピーター・シーガル
出演:アダム・サンドラー, ドリュー・バリモア, ロブ・シュナイダー
ネタバレ注意『50回目のファースト・キス』のあらすじまとめ
恋に落とす名人、ヘンリー・ロスはハワイの水族館で獣医として働いている。彼にかかればどんな女性も一夜限りの関係を結んでしまい、後腐れなくおさらばー。
そんな彼は真剣な恋愛はしない主義。
だが、ある日カフェで朝食を採っていると、彼が本気になってしまうほどの美女がワッフルで家を作って遊びながら食事を採っていた。
彼はすぐさまアタックをし、会話をすると話は意気投合。彼の魚のにおいのする手は漁師をしている彼女の父の手と同じにおいで心をつかみ、お互いまんざらでもない感じで次の日の朝食の約束をして、その日は別れた。
しかし、次の日同じように彼女を見かけ声をかけるとヘンリーのことなんて忘れてしまったように他人行儀になり、彼は彼女に嫌われてしまった。わけのわからないヘンリー。
カフェの店員に事情を聞くと、ルーシーは事故の後遺症により、事故前日の記憶は残っているが、以後、一日の記憶は寝るとすべて忘れてしまう短期記憶喪失障害だった。
父と弟はそのことに気が付かせないように、事故の日の新聞を特注で発注し、彼女が壁に描いた絵を夜のうちに真っ白に塗りなおし、彼女の事故があった父親の誕生日を何日も何日も繰り返していた。
ヘンリーはそれを知ってから、毎日カフェに行き彼女にアプローチをし、初対面からはじめ、毎日毎日彼女に気に入られるようにアタックをし続けた。たまには失敗し嫌われることもあったけれども。それでもヘンリーはめげなかった。
ある日彼女を怒らせてしまい、家まで追っかけた時があった。ヘンリーは彼女の家に謝りに行くと父親から二度とカフェに行くなと釘を刺された事があった。
しかし、ヘンリーはそんなことではめげない。カフェに行かなければいいんだろうと、カフェに行く前の彼女に出会い、そこでも何度もアプローチをした。
その行為も父親にバレ再び、家に呼ばれるヘンリー。ヘンリーに会った日は必ず、ビーチボーイズを歌っているということを父親に知らされる。ヘンリーは父親に本気だという思いを告げる。
ある日ルーシーの車が車検切れだと指摘され、それに反論するために新聞の日付を見ると自分の記憶とは違う日付がそこにあったことに驚愕する。ルーシーは急いで家に帰り、事故のことを知らされる。これは過去に何度も経験したことで父親は慣れっこだった。事故のファイルを見せられたルーシーは事情を聞こうとヘンリーを連れ病院に行った。父親はここで初めてヘンリーをルーシーの恋人だと認めた。
病院でルーシーとともに症状について聞いたヘンリーはこのままではいけないと、毎日の父親の誕生日を装うことをやめ、ルーシーに朝起きたらみんなで作った手作りビデオを見せた。ルーシーはコレで朝すぐに事故のことを認識し、悲しみにくれるが、その後の残された一日をヘンリーと過ごすようになる。
そして、二人は毎日少しずつではあるが進展していき、キスをするようになる。二人は毎日恋に落ち、毎日キスをする。ヘンリーにとっては何十回も交わしたキスだが、ルーシーにとっては毎日がファーストキスなのだ。
しかし、ヘンリーにも捨てたものがあった。ルーシーに恋をさせることに没頭するあまり、夢である海洋探索に出かけることをあきらめたのだ。
そのことを偶然耳にしてしまったルーシーはヘンリーの前から消え去ることを決意した。ルーシーがヘンリーの重荷になっていることを悟ったのだ。ルーシーはヘンリーについて綴った自分の日記からヘンリーについて書かれたページをすべて焼き払い、ヘンリーの記憶をすべて忘れ去ることにした。
そして、ルーシーは病院に。ヘンリーは海洋探索に。ヘンリーは泣く泣く船に乗り、旅路に出た。
その旅路に出る前、ルーシーの父親はヘンリーにひとつのプレゼントをした。それはビーチボーイズのCD。それを船旅の途中で見たヘンリーはルーシーがヘンリーに出逢ったときには必ずビーチボーイズの歌を歌っていたことを思い出す。
ヘンリーは何かを思い出し、船を引き返すことにした。ルーシーのいる病院へ真っ先に向かうヘンリー。しかし、そこにいたのはヘンリーのことなんてすっかり忘れてしまったルーシーがいた。
僕が誰かわかるかい?
いいえ。
さてヘンリーとルーシーの恋はどうなってしまうのか?
『50回目のファースト・キス』の名言
Hは早いか遅いかよりも精神的つながり。
『50回目のファースト・キス』のおすすめポイント
・しっかり笑えて、しっかりラブストーリーしてる映画。
・ハッピーエンディングで観ていて爽快だった。
なんかこの映画、どこかで観たことがあった気がするんだよなぁと思ったら…
そうです。彼女の記憶が一日しか持たないという設定の映画。どこかで観たような気がしていました。ずっと思い出せずにいたんですが、検索したら出てきました。
アニメでした。
ef – a tale of memories.でした。
観たことある人いるかな。あのアニメと完全に設定が一緒なんですよね。だからなんだって話なんですが、やっぱりこういう設定はいい状況を作りやすいんでしょうか。とってもいい映画でした。
しかもこの映画のいいところは、コメディタッチなところ。しっかり笑えて、途中にはシリアスムードがあるからそのギャップにやられる。アニメef – a tale of memories.にはなかったところです。
いやー、いい映画だった。久しぶりにヒットだった気がします。ハッピーになれました。
それとさりげなく効いているのが、動物達の演出。動物って賢いよね。
映画『50回目のファースト・キス』 – まとめ
冒頭に言ったことを覆してしまいますが、考えてみれば、アニメと一緒だって思う前に、この映画自体観たのが2回目でした。それでも内容を忘れていて、設定だけ頭に入っていたので、充分に楽しめました。
そーか。ラストこんな感じだったかと2回目でも感動的なラストでした。
はい。
いい映画は何度観てもいい映画なんですね。
ではでは、『50回目のファースト・キス』でした。
あ、この映画、ルーシーの吹き替えがポケモンで有名な松本梨香が声を当てているんですが、別バージョンで、乙葉が吹き替えをやっているバージョンも楽しめます。僕は松本梨香のほうがしっくりきましたが、乙葉のほうも下手ではなくしっかり観られる映画でした。
ではでは。
50回目のファースト・キス - 感想・評価
公開日:2004年02月13日
ジャンル:コメディ映画, ヒューマンドラマ映画, 恋愛映画
監督:ピーター・シーガル
出演:アダム・サンドラー, ドリュー・バリモア, ロブ・シュナイダー