世界最速のインディアンという映画をご存じでしょうか。2005年に公開されたニュージーランドとアメリカの映画です。
監督はロジャー・ドナルドソン監督。この人はニュージーランド国籍。なのでニュージーランドとアメリカの映画という事になるのです。
ちなみに『世界最速のインディアン』と聞いて、どんな映画を想像しますか?
僕はインディアンが全速力で駆け回る映画を想像していました。
しかし、観てみたら全く違う映画でした。あなたも実際に観てみると、その想像を遥かに超える内容であることがわかるでしょう。
そう。
この映画、実在の人物を扱った伝記映画で、かなり胸アツなのです!!
ということで、映画『世界最速のインディアン』のレビューをしていくことにしましょう。
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世界最速のインディアンのあらすじ
公開日:2005年10月13日
ジャンル:伝記映画, ヒューマンドラマ映画, スポーツ映画
監督:ロジャー・ドナルドソン
出演:アンソニー・ホプキンス, ダイアン・ラッド, アーロン・ジェームズ・マーフィ
インディアンというのは、オートバイの名前です。つまりバイク乗りの話なのです。
そしてそれにまたがっているのは60代のおじいちゃん。
羊たちの沈黙で有名なアンソニー・ホプキンスです。
このおじいちゃんが本当にかっこいいんです。
「俺の心は17歳だぜ」なんて真顔で言っちゃうぐらいイケているおじいちゃんなのです。
このおじいちゃんはニュージーランドに住んでいるのですが、もう40年近く愛車「インディアン」の改造にいそしんでいます。
いつか世界記録を塗り替えてみたいという夢を胸に生きてきたのですが、その記録を打ち立てるためにはニュージーランドから地球の反対側、アメリカのボンヌヴィル塩平原という場所に大金をはたいていかなければなりません。
お金の問題もあって、決断できずに日々を過ごしていました。
そんなある日、胸が急に苦しくなってしまいます。病院に運ばれると狭心症と診断され、バイクには乗ってはいけないと注意されました。
しかし、それをきっかけに生きているうちにやれることはやっておこうと、アメリカのボンヌヴィル塩平原に向かう事を決意します。
そして…
そんな話なんですが、この映画、開始30分ほどでもう泣きそうになりました。
そしてラスト30分で感動のすべてを持っていかれました。この映画、本当にすごくいい映画です。誰も不幸になりません。幸せに満ち溢れています。
実際にあった話を脚色して作った映画らしいので、完全ノンフィクションではないのですが、一人の男が周りにバカにされながらも夢を追いかけるという姿が本当にかっこいい映画です。
なんか、勇気もらえますよ。
まとめ
ここまで、最初の想像とギャップがあった映画も珍しいです。
全く期待せずに観た映画だっただけに、感動が大きくなりました。
夢を追いかけない人間は野菜と同じだそうです。キャベツだそうです。
夢を追う事を忘れてしまった人にぜひ見てもらいたい映画です。
おすすめです。
ではでは、映画『世界最速のインディアン』のレビューでした。
世界最速のインディアン - 感想・評価
公開日:2005年10月13日
ジャンル:伝記映画, ヒューマンドラマ映画, スポーツ映画
監督:ロジャー・ドナルドソン
出演:アンソニー・ホプキンス, ダイアン・ラッド, アーロン・ジェームズ・マーフィ