ライアー ライアーという映画をご存じでしょうか?B’zの歌のようなタイトルですが、ジム・キャリー主演で1997年に発表された映画です。
ライアーは英語で嘘つきを意味する単語ですが、得意の嘘で無実を勝ち取ってしまう一流弁護士の役をジム・キャリーは演じています。
もしも、その嘘がつけなくなってしまったら…。そんな内容の映画です。
それにしてもジム・キャリーってなんでこの人はこんなに振り幅が大きいのだろう。コメディーからシリアスまでのギャップがすごいよね!
という事で、映画『ライアー ライアー』のレビューをしていくことにしましょう。
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映画『ライアー ライアー』 – ストーリー
公開日:1997年03月21日
ジャンル:コメディ映画, ファンタジー映画
監督:トム・シャドヤック
出演:ジム・キャリー, モーラ・ティアニー, アマンダ・ドノホー
ネタバレ注意『ライアー ライアー』のあらすじまとめ
フレッチャー・リードは嘘で固められた一流の弁護士。彼にかかればどんな判決だってひるがえる。そんなフレッチャーだったが、家庭は仕事の忙しさによって崩壊し、妻は子供をつれて出て行ってしまった。
息子のマックスは自分の父の職業をライアーと間違えてしまう始末。本当は弁護士でロイヤーなのに。
それでもフレッチャーは嘘をつくことをやめず、マックスの誕生日もすっぽかしてしまう。相当のショックを受けたマックスはケーキのろうそくの火を消す前に一日でいいからパパが嘘をつくことをやめますようにと願い事をした。
するとその願い事は神様によってかなえられ、フレッチャーは嘘をつくことが出来ない体になってしまった。
フレッチャーは裁判での弁護を控えていたが、嘘がつけなくなったことに気が付いたフレッチャーは窮地に追い込まれてしまう。何とかして先延ばしにした裁判だったが、今日中に判決を受けることは避けられず、フレッチャーは八方ふさがりに。
だが、嘘をつかない中でも何とか勝訴を得ることが出来たフレッチャー。フレッチャーはその裁判の中で自分が勝たせた請負人の子供に対するあまりにひどい仕打ちを見て、いったい正義とはなんだったのかと自分に問いかけることになる。
嘘をついてまでも勝たせ続けてきた裁判に疑問を感じ、そして嘘をつき続けて傷つけてしまったマックスのことを大切に思うようになる。
しかし、ときすでに遅し。マックスは元妻の新しく出来た彼氏につれられ、遠くに引越してしまう準備をし終え、飛行機に乗り込んでいた。
フレッチャーは本当に大事なものが何かに気が付き、必死でその飛行機を追いかける。そして…。
『ライアー ライアー』の名言
金と幸せは別だぞ
『ライアー ライアー』のおすすめポイント
・抱腹絶倒なジム・キャリーの演技。映像だけを追っても笑える顔芸がすごい。
・字幕のほうが楽しめるが、吹き替えのマックスが大谷育江で可愛い。
かなり癖のある演技だけど、安心して見れちゃうのはなぜだろう。
ジム・キャリーって結構好き嫌いが別れる俳優さんだと思いますが、僕は大好きです。そのジム・キャリーの真骨頂といえるぐらいの映画だと思います。感動した涙は出ませんでしたが、笑いすぎて涙が出そうになりました。
ジム・キャリーの作品はほかの作品も素晴らしいものがあって、僕としてはそれを差し置いてこの映画を…とまではいきませんでしたが、この映画も観ておいては損はないでしょうぐらいまでの映画でした。
やっぱり、安定感あるよね。ジム・キャリーの映画って。ギャップがいいのかな。笑って笑って笑って、最後にシリアスな場面を持ってくるからやられちゃうんだろうね。
大人は嘘をつかなくちゃいけないって言うフレッチャーの台詞がありましたが、少なからず、僕らも生活の中で嘘を付くことがあると思います。でもそのことで、見失っていることもあるかもしれない。
それを教えてくれる映画でした。
あと、この映画の脇役の人もいい笑顔でした。脇役が素晴らしい映画って引き締まって見えるよね。
映画『ライアー ライアー』 – まとめ
ジム・キャリーが好きなら、代表作とはまではいかない映画かもしれませんが、観ておいていいと思います。はずしはしない映画でした。何度も言っていることですが、下手な映画を観るくらいなら、ジム・キャリーが出ている映画を観とけってなもんです。
なんでこんなに安定感あるんだろうね。いいよね、ジム・キャリー。
ではでは、『ライアー ライアー』でした。
あ、この映画、字幕で観たほうが面白さが伝わると思いますが、吹き替えで観ると、ピカチューやチョッパーの声の人である、大谷育江さんのマックスが観られます。かなり可愛いので良かったら両方見てみてくださいませ。
ではでは。
ライアー ライアー - 感想・評価
公開日:1997年03月21日
ジャンル:コメディ映画, ファンタジー映画
監督:トム・シャドヤック
出演:ジム・キャリー, モーラ・ティアニー, アマンダ・ドノホー