スティングという映画をご存じでしょうか。1973年公開という少し古めのアメリカのコメディ映画なのですが、この映画の何がすごいって、今観てもなお色褪せない”どんでん返し”。
スティングには最後の最後まで騙されました。本当に「最後の最後まで」です。
ちなみに監督は『明日に向って撃て!』で有名なジョージ・ロイ・ヒル。そして主演も『明日に向って撃て!』で有名なポール・ニューマンとロバート・レッドフォード。
『明日に向って撃て!』ではジョージ・ロイ・ヒル監督はアカデミー監督賞にノミネート、ロバート・レッドフォードは英国アカデミー賞主演男優賞しました。
そして『スティング』では、ジョージ・ロイ・ヒル監督がアカデミー監督賞を見事受賞したのです。
つまりは、アメリカ・ニューシネマの傑作映画を生み出したヤツらが再び共演して生み出された大ヒット作が映画『スティング』です。
こりゃー、面白くないわけがない。
ということで、映画『スティング』のレビューをしていくことにしましょう。
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『スティング』のあらすじ
公開日:1973年12月25日
ジャンル:コメディ映画, 犯罪映画, ヒューマンドラマ映画
監督:ジョージ・ロイ・ヒル
出演:ポール・ニューマン, ロバート・レッドフォード, ロバート・ショウ
スティングという英単語は、針などでチクリと刺す、ヒリヒリさせるという意味なのですが、この映画、ずばり詐欺師の話です。
そのペテンを観ている視聴者にも仕掛けてしまおうというのだから、びっくり。観ているこちらがチクリと刺されて、ヒリヒリさせられるのです。
スリや詐欺をやってお金を稼いでいた主人公は、ある日、ペテンをやって大金を手にする。その相手と言うのが、手を付けてはいけないグループの手下だった。見返りとして、仲間を殺されてしまう。
復讐をしようと試みた主人公は仲間を募って相手のボスをだましてやろうと計画を立てるのだが…
というのが大体のあらすじ。
まぁ、かなりざっくりですが…。ネタバレしちゃいけないのでこの辺で。
映画『スティング』 – まとめ
使われている音楽とか、映画の撮り方とかね、流石に古臭い感じはぬぐえないんだけど、それでもこの映画、全く飽きないで観ることが出来ます。
それはなんでなんだろう。映画のセンスがいいのかな。ストーリーが面白いから?
いやいや、恐らく、先が読めないからだと思うのです。
ここはこうなんだろうな…っていう推測をことごとく裏切ってくれる。
今の映画に慣れてしまった頭だと、なおの事騙されます。
1973年とだいぶ古い映画ですが、騙されたと思ってぜひ観てみてください。見事に騙されますから。
また、主人公がイケメンだなんだって。出てくる登場人物、みんな味があります。
あ、そういえば所々、変な挿絵が入っていたんで、なんだこのコメディータッチな撮り方は…とか思ったんですが、調べてみるとこの映画、コメディー映画なんだそうです。
コメディーでここまで感動した映画はなかなかありません。
まだ観ていないのであれば今すぐ走れ!
ではでは、ネタバレの話をしないうちに今日はこのへんで。
映画『スティング』のレビューでした。
スティング - 感想・評価
公開日:1973年12月25日
ジャンル:コメディ映画, 犯罪映画, ヒューマンドラマ映画
監督:ジョージ・ロイ・ヒル
出演:ポール・ニューマン, ロバート・レッドフォード, ロバート・ショウ