- 公開:2008/08/16
- 監督:トム・ヴォーン
- 出演者:キャメロン・ディアス, アシュトン・カッチャー, ロブ・コードリー
- 製作国:アメリカ合衆国
- 上映時間:1時間38分
ベガスの恋に勝つルールという映画をご存じでしょうか?キャメロン・ディアス主演の2008年のアメリカ映画ですが、なんと彼女はこの映画でゴールデンラズベリー賞最低女優賞にノミネートされてしまいました。
しかもそれだけでなく、相手役のアシュトン・カッチャーとともに最低スクリーンカップル賞にもノミネートされたのです。
さてそんな映画を観てみたのですが、なかなか面白かったのだけれど、おそらく数日後内容を全部忘れてしまうぐらい印象の薄い映画でした。
しかし、それは逆に言えば、人々が見やすく面白いと感じる映画のルールに忠実に則った映画だと言えるかもしれません。
恋愛映画の王道中の王道。それがきっと映画『ベガスの恋に勝つルール』の良い所なのですが…
スポンサードリンク
映画『ベガスの恋に勝つルール』 – ストーリー
公開日:2008年05月09日
ジャンル:コメディ映画, 恋愛映画
監督:トム・ヴォーン
出演:キャメロン・ディアス, アシュトン・カッチャー, ロブ・コードリー
ネタバレ注意『ベガスの恋に勝つルール』のあらすじまとめ
ジョーイは計画大好きなキャリアウーマン。何をするにも計画計画。その計画好きの性格がたたって彼氏に振られてしまう。
一方ジャックは父親が社長をやっている会社で働いていたが、そろそろ親離れが必要だとクビにされてしまう。二人はそれぞれの事情から気分転換をしようと友人を連れてラスベガスに旅行することになった。
しかし、その旅行先で部屋がダブルブッキングしてしまった二人組み同士の男性と女性。お互いがひどい思いをしたとして、ホテルに文句をいい、VIP待遇券を貰って一日はしゃぐことになった。
別々の計画があり、ジョーイはジャックの下から去ろうとしたが、計画魔なんだと茶化されたジョーイはジャックの提案に乗り、一日羽目をはずしてみることにした。べろんべろんに酔っ払った2人は勢いでその日のうちに結婚してしまい、朝起きると一緒のベッドで眠っていた。
朝起きるとお互いが結婚してしまったことを後悔しており、あれはなかったことにしようと話を持ちかけるが、その時手持ち無沙汰で行っていたスロットマシーン。そのスロットマシーンがまさかのジャックポット。300万ドルが一瞬にして手に入ってしまった。
そのスロットマシーンを行ったのはジャックだったが、お金を出したのはジョーイ。ジャックはそのお金をすべて自分のものだと主張したが、ジョーイは結婚していることを持ち出し、僕のものは君のものでしょ?と折半を主張してきた。
裁判所で離婚について協議していると、裁判官から苦情が出る。
君らみたいな簡単に結婚して離婚してしまう人がいるから結婚観が壊れるんだ。少しでも結婚を続けようとする努力をしなさい。それが出来るまで300万ドルは凍結。二人には半年間夫婦でいる努力をすることと、結婚カウンセリングに通うことを命じる。との判決が下った。
それが出来ない場合は300万ドルは没収だ。
二人は300万ドルのために偽りの夫婦を演じることになる。しかし、二人の関係は最悪。お互いが300万ドルを独り占めするためにお互いを貶めようとあれやこれや試行錯誤の騙しあい。
結婚カウンセリングでも、お互いをけなしあうばかりで話にならない。
果たして二人の関係はどうなってしまうのか…。300万ドルはいったいどちらの手に。
『ベガスの恋に勝つルール』の名言
勝負を避けて賭けなければ負けることもない
『ベガスの恋に勝つルール』のおすすめポイント
・べたべたな展開だけれど、ハッピーで楽しい気分になれる。
べたべたのベター。ベガスはそれほど出てこない。
この映画、すごくべたべたのベターです。王道中の王道でしょう。ありがちな映画です。でも、それでも面白い。やっぱり王道はハズレなしなんでしょう。
それにしても、キャメロン・ディアスがものすごーくおばさんに見えたのは何ででしょう。とにかく老けて見えます。あまり魅力的な女性に見えないのです。
ただそれだけを感じた映画でした。
面白いんですが、特別な感想はない。ただ単に楽しめればいいという映画です。映画のコンセプトは面白いと思います。ラスベガスで出逢った男女が勢いで結婚してしまう。われに返って離婚しようと思ったけれど、大金が手に入ってしまい簡単に離婚することも出来なくなった。
嘘の新婚生活を続けるうちに本当の愛情が芽生えていくって言う映画ね。
わかりやすい分だけ単純に楽しめますが、奥深さはありません。観終わった後には残るものもありませんが、その一瞬を楽しむには最適の映画です。あらすじを読まなくてもラストの予測は付くでしょう。それほどわかりやすい映画です。
それと、ベガスの恋にというタイトルにベガスが入っていますが、それほどラスベガスは出てきません。本当にさわりの部分だけです。そういう映画です。
映画『ベガスの恋に勝つルール』 – まとめ
たぶん、三日後には内容を忘れてしまうぐらい印象の薄い映画でしたが、観ている最中は楽しめました。
そういうタイプの映画も時には必要ですよね。
ただ、あえて文句を述べるのであれば、キャメロン・ディアスが老けて見える。それだけは印象的でした。ゴールデンラズベリー賞最低女優賞のノミネートされたのも仕方がないことかもしれません。
ではでは、そんな感じで『ベガスの恋に勝つルール』でした。
スポンサードリンク
ベガスの恋に勝つルール - 感想・評価
公開日:2008年05月09日
ジャンル:コメディ映画, 恋愛映画
監督:トム・ヴォーン
出演:キャメロン・ディアス, アシュトン・カッチャー, ロブ・コードリー